みなさん、こんばんは!
本日は未来のイベントのことなどではなく、高齢者の方がどのようなタイミングから介護が必要になったのか。
又、なぜ介護が必要になったのかの原因について書いていこうと思います。
日本では高齢者の方が年々増加傾向にあり、高齢者社会などの言葉はよく耳にするとは思いますが、高齢者の方々が必ずしも介護が必要なわけでは御座いません。なにかしらのきっかけがあり、介護保険が適応になり、介護サービスを必要とする状態になるのです。
代表的なものはやはり『認知症』。しかし、一言に『認知症』といっても、なぜ認知症状が発症したのかが重要なのです。その原因の一つが、転倒による骨折がきっかけで入院・寝たきりになり、その期間中に発症・進行してしまうケースが多く報告されております。私自身も介護の業界も入り感じた、一番心配に思う事例の一つです。
自宅での転倒は、その人の生活に直結する重大な事故です。そして、家族やその人に携わる方々がすぐにでも改善できる大きなポイントでもございます。さっそくどんなことをすればよいのかご紹介いたします。
①自宅の床においてある物の整理整頓!!☆高齢者の方にとって、障害物は危険物のようなものです。床に置いておいた新聞で足を滑らせた。電源のコードにつまずいた。などなど、若い人が簡単に回避できる危険も、高齢者の方にとっては大きなリスクなのです。整理整頓はどなたでもすぐにできることなので、取り組んでみましょう!
②移動時や部屋に入るときの動作、段差など☆自宅でスリッパをはいて行動する人は少なくはありません。廊下から和室に入るとき、スリッパを脱ぐ動作がありますが、普段からやっていることだからと油断してしまうと、つまずいて転倒に繋がってしまう恐れがあります。スリッパを使用しないようにするか、脱ぎ履きする場所に手すりを取り受けるなどして対策しておきましょう!最近は暗くなるのもかなり早くなってまいりました。できるだけ明るい環境で自宅内を移動できるようなると、よりリスクの軽減につながります。
③福祉用具を上手く活用しよう!!☆福祉用具はレンタルすることにより、効率的に、比較的低コストで使用することが出来ます。『杖』、『手すり』、『歩行器』、『スロープ』など転倒を防止するアイテムは現代ではたくさんございます。新聞では『転ばぬ先の福祉用具』などと言われるほどです。福祉用具事業所はレンタルや販売、住宅改修などの取扱いがあり、相談できる専門員がおります。弊社にも専門に相談員がありますので、相談等ありましたら、何事でも相談していただければと思います。
長くなりましたが、高齢者の転倒を防止することは、介護する側の人の負担軽減にもつながります。是非積極的に取り組んで頂ければと思います(^^)/
吉田